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2014年4月21日(月) 沖縄タイムス 朝刊

若夏香る 爽快ラン

 古宇利大橋やワルミ大橋からの絶景を楽しみながら走る第4回古宇利島マジックアワーRUNin今帰仁村が19日、同村総合運動公園を主会場に開かれた。
 時折、雲の隙間から強い西日が降り注ぎジョガーを苦しめたが、古宇利大橋では海から吹く風を気持ちよく受けながらゴールを目指した。ボランティアや沿道からの熱い応援もジョガーの背中を押し、一体となってさわやかな汗を流した。

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2014年4月20日(日) 沖縄タイムス 朝刊

牧野、大会新V

 【マジックアワーRUN取材班】今帰仁村総合運動公園を主会場に19日、行われた「第4回古宇利島マジックアワーRUNin今帰仁村」のハーフ(21・0975キロ)の部男子は牧野冴希(埼玉県)が大会新記録の1時間9分32秒で制した。女子は嶋田いき(宜野湾市)が1時間36分21秒で、両選手とも初出場で優勝した。11キロ男子は宮城友紀(名護市)が41分35秒、女子は河原真希(石垣市)が55分49秒で栄冠に輝いた。

男子ハーフの部を1時間9分32秒の大会新記録で制した牧野冴希=今帰仁村総合運動公園(田嶋正雄撮影)
(写図説明)初出場で女子ハーフの部を制した嶋田いき=今帰仁村総合運動公園

[ヒーロー]首位独走 速さ圧巻

PICKH20140420_A0019000100B00009.jpg男子ハーフの部を1時間9分32秒の大会新記録で制した牧野冴希=今帰仁村総合運動公園(田嶋正雄撮影)  男子ハーフの大会記録を7分22秒更新する1時間9分32秒で、ぶっちぎりの優勝を飾った牧野冴希(さえき)(埼玉県)。来週出場するドイツのデュッセルドルフマラソンへ「いい負荷がかけられた」と汗をぬぐった。
 レース前、親交のある県内トップランナー仲間孝大から故障で抑え気味に走ると聞かされ、「自分のペースで走ろうと思った」と牧野。スタート直後から一人旅だったが、予定通り1キロを3分~3分10秒台で刻んだ。ハーフを33分で折り返し「1時間6分台はいけると思った」。
 後半は暑さとワルミ大橋の上り坂で体力を消耗し、目標から3分遅れでゴール。「後半、ガクッとペースが落ちたのは、一人前じゃない証拠。課題が分かった」と反省を口にした。
 今帰仁村総合運動公園では5回ほど合宿したことがある。「走ってみたかった大会。橋の上では、海に魚がいないか探したくなった」。気持ちをリフレッシュしてドイツへ渡る。(大城大輔)




[ヒロイン]嶋田は初出場V トップ守り快走

PICKH20140420_A0019000100B00010.jpg初出場で女子ハーフの部を制した嶋田いき=今帰仁村総合運動公園 今シーズンの最終レースとして臨んだ嶋田いき(26)=宜野湾市=が、スタートからトップを守って快走し、初出場で初Vを達成した。「いい結果で最後を締めくくれてよかった」と笑顔を見せた。
 細かいアップダウンの多い難コースに「体力温存して後半につなげようと思ったけれど、暑さもあって失速した」と振り返り、1時間36分21秒のタイムには納得していない。ラスト5キロで疲れがピークとなったが「知り合いの応援に励まされた。うまく補給もできた」と息を吹き返した。
 第1回大会に申し込んだが東日本大震災で中止になって以来のエントリー。「途中、沿道のおじいちゃんたちが『トップだよ』と教えてくれて。楽しかった」と市民レースを満喫した。(儀間多美子)

宮城、競り勝つ 11キロ男子

 ○…11キロ男子は宮城友紀(名護市)が2位を2分近く引き離してゴール。「まさか自分がという感じ。びっくりした」と、笑みを浮かべた。
 4キロ付近までは2人で競り合いながら走っていたが、「気がついたら、自分が前に出ていた」。イヤホンを耳につけ、好きな音楽を聞きながら走った。「とにかく楽しもうと思った。沿道から応援もしてもらえて、うれしかった」と大会を満喫していた。

河原、初の優勝 11キロ女子

 ○…11キロの部女子は、河原真希(33)=石垣市=がレース序盤から独走で、優勝を飾った。「記録を狙って走っているのでものすごくつらかった」と振り返るが、「優勝は素直にうれしい」と笑顔を見せた。
 1月の石垣島マラソンでは10キロの部女子で3位。今回は自己最高順位を手にした。「目標はタイムを毎年1分以上更新すること。応援してくれる人たちがいるので感謝したい」

2014年4月20日(日) 沖縄タイムス 朝刊

夕景の海 ランナーの波
ハーフ・11キロ 計2782人完走

PICKH20140420_A0001000100100008.jpg絶景を眺めながら駆け抜けるジョガー=19日午後、今帰仁村・古宇利大橋(伊藤桃子撮影) 【マジックアワーRUN取材班】古宇利大橋とワルミ大橋を駆け抜けるハーフマラソン「第4回古宇利島マジックアワーRUNin今帰仁村」が19日、同村総合運動公園を主会場に開かれた。
 ハーフの部男子は牧野冴希選手(埼玉県)が1時間9分32秒で、女子は嶋田いき選手(宜野湾市)が1時間36分21秒でいずれも初出場で優勝した。
 ハーフは2392人が出走して2266人が完走(完走率94・7%)。11キロには535人が参加して516人が完走(同96・4%)した。
 主催は同村、村教育委員会、村議会、村体育協会、村商工会、村区長会、村観光協会、村女性の会、沖縄タイムス社で組織する実行委員会。

2014年4月7日(月) 沖縄タイムス 朝刊

マラソンの安全祈願
19日 古宇利島マジックRUN

PICKH20140407_A002300010L100006.jpg 【今帰仁】19日に開かれるハーフマラソン大会、第4回古宇利島マジックアワーRUN in 今帰仁村(主催・同実行委員会)の安全祈願が2日、村の古宇利島であった=写真。大会実行委員長の与那嶺幸人村長や宮城博政区長らが通称「お宮」と古宇利大橋のたもとを回った。
 島で最高齢の神人、兼次房江さん(96)がランナーの安全と大会当日の好天、さらに「島に繁栄をもたらしますように」と祈願した。
 マジックアワーにはハーフと11キロの部があり、今回は過去最高の3342人がエントリーしている。大会は午後3時半に村総合運動公園をスタート。ハーフの部がワルミ大橋-屋我地島-古宇利大橋を渡り切った地点で折り返す。

2014年2月4日(火) 沖縄タイムス 朝刊

走るだけじゃもったいない
古宇利・今帰仁・名護市 コース周辺ガイド

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2013年11月30日(土) 沖縄タイムス 朝刊

今帰仁で来年4月19日
来月2日から受け付け

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2013年11月27日(水) 沖縄タイムス 朝刊

来年4月19日に開催
来月2日から出場者募集

PICKH20131127_A0030000100600002.jpg(写図説明)古宇利島をバックに第4回大会の開催をPRする実行委員長の與那嶺幸人今帰仁村長(右から3人目)=26日午後、今帰仁村総合運動公園【今帰仁】古宇利島マジックアワーRUN大会実行委員会は26日、今帰仁村総合運動公園で記者会見し、第4回大会を来年4月19日に開催すると発表した。12月2日に募集を開始する。応募期限は来年1月末だが定員に達し次第、締め切る。
 夕暮れの時間帯を走る同大会は午後3時半スタート。今帰仁村総合運動公園を発着点に、古宇利大橋を渡って同島のふれあい広場を折り返す日本陸連公認コースのハーフマラソン(21・0975キロ)と、ワルミ大橋を折り返す11キロの2コース。会場に託児所を備え、伝統芸能や地元特産品でもてなすふれあいパーティーもある。
 大会実行委員長の與那嶺幸人今帰仁村長は「県内有数の景勝地であるワルミ、古宇利大橋を渡り夕日が最も美しい時間帯『マジックアワー』を楽しんでほしい」とアピールした。
 定員はハーフの部3千人、11キロの部500人で、参加費は4500円。申し込みは、大会パンフレットの専用用紙か大会公式サイト、沖縄ファミリーマートの「Famiポート」から。
 問い合わせは今帰仁村経済課、電話0980(56)2256。沖縄タイムス広告局、電話098(860)3573。